出版事業

日本武道館発行の単行本

刀剣の歴史と思想

筑波大学体育系教授
酒井利信 著

 日本独自の展開をみせてきた刀剣に関する思想を、中国、朝鮮など、東アジアにまでルーツをたどりながら、確かな史料を基に考察。古事記・日本書紀に語られる神話、平家物語・太平記などにみられる三種の神器にまつわる記述、鹿島新当流、示現流に伝わる伝書といった歴史的文献を読み解き、日本刀剣思想のオリジナリティを浮かび上がらせる。

四六判・上製・346頁
2,400円+税
内容

目次

  • 序章
  •  第一節 探求の旅をはじめるにあたって
  •  第二節 刀剣の歴史
  • 第一章 刀剣思想の源流
  •  第一節 古代中国の宝剣伝説 太阿の剣
  •  第二節 干将莫耶の宝剣伝説
  •  第三節 高祖の斬蛇剣
  •  第四節 道教と剣
  •  第五節 古代朝鮮の刀剣思想
  • 第二章 神話的イメージの形成
  •   第一節 神話的世界の形成と剣神の誕生
  •  第二節 天より降る剣 韴霊剣
  •  第三節 天地を繋ぐ剣 草薙剣
  • 第三章 信仰のなかの刀剣思想
  •  第一節 祀る剣 祀られる剣
  •  第二節 辟邪の呪剣
  •  第三節 うけいの呪術と剣
  •  第四節 修験道と剣
  • 第四章 中世における刀剣思想
  •  第一節 三種の神器の不思議
  •  第二節 『平家物語』にみる三種の神器
  •  第三節 『太平記』が語る草薙剣像
  • 第五章 近世剣術における刀剣思想
  •  第一節 剣術伝書に語られる日本神話
  •  第二節 新当流にみる霊剣の技術
  •  第三節 示現流にみる心の利剣
  •  第四節 近世剣術における刀剣思想の展開
    • 第六章 近現代における刀剣思想
    •  第一節 近代以降の刀剣思想
    •  第二節 古代と現代を繋ぐ刀剣
    •       ~鹿島神宮日本刀奉納鍛錬~

終 章 ~稽古照今~

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